北見藤について
北見藤高等学校はカトリック学校です。
「キリスト教を一言で表わすと?」と問われることがありますが、「愛」と答えています。キリスト教はいつの時代も変わらぬ普遍的なものであり、カトリック学校はその根底にキリスト教の愛の精神があるからです。
具体的には、「謙遜・忠実・潔白」を学校創立時からの校訓とし、建学の精神は、「キリスト教の価値観に基づき、頭(Head)と心(Heart)と手(Hands)を調和させながら育み、他者と共に生きることによって、自己実現をめざす人を育成する。」となります。
そんな本校の教育は、1920年にドイツから来た3人のシスターによって創立された藤学園が、北見市の要請により1956年に北見藤中・高等学校を開校して始まりました。
それから、女子校として1万人を超える卒業生を輩出してきましたが、多くの方の要望により2019年には、共学化・法人移管・校舎改築を果たし現在に至っています。
また、コロナ禍以前より入学者全員にiPadを貸与し、プロジェクターやエアコンを完備するなど、充実した設備と環境を提供しています。最近の教育キーワードとして取り沙汰されている「コンピテンシー」「リフレクション」「メタ認知」「個別最適化学習」「SEL」等にも、私学の「即時性」「多様性」をメリットとして対応してまいります。
金子みすゞさんの「みんな違って、みんないい」という言葉があるように、様々な個性を持つ生徒が、時代の流行り廃りに左右されず、腰を据えて長い時間をかけて熟成していく、そんなカトリック学校ならではの考え方を実践しています。