ふじ棚の設立について
北見藤高校を支援する会「ふじ棚」は、現PTA、元PTA、同窓会「ふじづる会」、教職員OB会「ふじ莢」、藤大・短大同窓会「藤の実会」の5つの団体と北見藤高校から成り立っています。1999年の設立以来、各方面から皆様のご協力をいただき、その活動を支えていただき現在に至っております。年々、少子化が進み学校を取り巻く環境は厳しくなっておりますが、これまでのご支援に感謝しながら、当地域において「選ばれる学校」、「必要とされる学校」となるべく教育活動の益々の充実を図っているところであります。
北見藤高校の歴史を振り返りますと、学校法人藤学園は、大正14年札幌に「藤高等女学校」として創立されました。その後、昭和29年北見市は戦後の就学人口急増期を迎えた際に教育熱心な市民の声を受け、伊谷市長が市民共々強力な誘致運動を展開し、藤学園の姉妹校として「北見藤女子高等学校」が開校されました。「建学の精神」と「校訓」を教育理念として女子教育の伝統を守り、「確かな学力」と「豊かな心を育てる」ことを目標に、長年、地域社会に期待される人材を育成してきました。
2019年4月に学校法人北海道カトリック学園に移管し、学校名を北見藤高等学校へと変更すると共に、男女共学とし、普通教室棟の校舎を建て替え新しくなりました。今後も北見藤高校に関わる諸団体、また、それぞれの地域においてご理解を戴ける有志の方々のお力を基に、社会の変化に適応し、北見地域に根ざした特色ある学校づくりを支援する連合組織が必要と考えていますので、「ふじ棚」が支援されつづけることを願っております。